もくじ
マカオ政府が、カジノの全店営業停止を命令
マカオ政府、カジノの全店営業停止を発表
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カジノ施設で働く従業員がコロナウィルスに感染
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マカオ政府、カジノ施設を半月間営業停止にさせる
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カジノ封鎖は、マカオ経済に大打撃を与える
横浜港に停泊中のクルーズ船で10名の新型コロナウイルス感染を確認。今後の見通しは?横浜から香港や台湾などを周遊して日本に戻ってきたクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」に新型コロナウィルスの感染者が乗船していたことが分かりました。クルーズ船の乗客・乗員は現在も船上で検疫とウィルス検査を受けており下船のめどが立っていません。今回はクルーズ船で拡大したウィルス感染について迫ります。
WHOが新型コロナウイルスに緊急事態宣言。批判される日本政府の対応と各国の対応の差とは?2020年1月30日、WHO(世界保健機関)は新型コロナウィルスについて「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。中国湖北省武漢市で2019年12月に原因不明の肺炎が相次ぎ発症し、新型コロナウィルスが発見されたのが発端となり、中国国内で短期間で感染者が急増したのちに日本を含む各国で拡がりを見せています。治療方法はまだなく、不明な点が多いためもあって対応に各国苦慮しています。
マカオでの新型コロナウィルス感染者は10人に
報道によると、現時点でマカオ国内の新型コロナウィルス感染者は10人とされています。中でも、マカオのカジノで感染が確認されており、感染拡大が懸念されています。それでは、詳細な情報を確認していきましょう。
ワタミが中国本土から和民を撤退へ。新型コロナウイルスの影響で売上減か?ワタミは中国本土で営業する居酒屋の直営店7店舗を今春閉鎖すると発表しました。上海・深センエリアでは収益悪化の傾向が見られたが、新型肺炎の感染拡大で大きく売り上げを落としたうえ新型肺炎の感染に収束が見通せないためとしています。海外外食事業では昨年来の香港の抗議デモで香港エリアの収益も悪化していて、これ以上の業績の悪化を食い止められるかが注目されます。今回はワタミの中国撤退に迫ります。
カジノの従業員の感染
1月4日午前に判明した9人目の新型コロナウィルス感染者が、カジノ運営企業に勤務していたことが発表されました。その感染者が送迎バスやスタッフ食堂を利用したとのことです。 マカオのカジノは、中国本土からの利用客も多く、コロナウィルスが施設で蔓延している可能性が高いとされています。中国人のみならず、世界中からカジノ利用客が集まるため、対策をしなければマカオが第二の感染流行地になりかねません。
マカオの収益の大部分を支えるカジノの運営停止
マカオ政府は、2月4日に政府本部ビルで緊急記者会見を開き、マカオのカジノ事業及び関連娯楽事業を半月にわたって停止することを発表しました。マカオのカジノは、マカオ経済を支える重要な経済施設でもあります。 カジノ運営が停止されることで、カジノ関連企業がダメージを受けるのはもちろんのこと、海外利用客の減少から、観光や外食産業、宿泊産業にも影響を与えることが予想されます。マカオ政府にとってカジノ運営停止は、苦渋の選択とも言えますね。