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東日本大震災追悼式が中止に。来年で終了となる追悼式、風化は防げるのか?

もくじ

政府主導の東日本大震災追悼式が中止に

1分でわかるニュースの要点

  • 新型コロナウイルスの影響で各地の追悼式が中止
  • 政府主導の追悼式は2021年に終了予定
  • 過去の大災害の記憶が風化していくとの指摘

新型コロナウイルスの影響で相次ぐ追悼式の中止、延期

日本政府や各地方自治体は、3月11日に東日本大震災追悼式を予定していました。しかし日本各地で新柄コロナウイルス感染が広まっていることから、感染拡大を防ぐために式の実施を中断することが発表されました。

地方自治体での東日本大震災追悼式も中止や延期に

日本政府は当初3月11日に、東京都内で東日本大震災犠牲者の追悼式を行う予定でした。 しかし被害のあった東北の各地方自治体が追悼式の中止や延期などを発表していることから、政府主導の追悼式も同様に中止することとなりました。各地方自治体の対応は以下の通りです。 ・岩手県久慈市 中止 ・岩手県大槌町 8月を目処に延期 ・宮城県仙台市 中止(献花のみ受け付け) ・宮城県東松島市 時間短縮 ・福島県南相馬市 時間短縮 ・宮城県大熊町 遺族限定

新型コロナウイルス感染拡大の恐れ

東日本大震災追悼式の中止・延期の背景には、日本国内で流行しつつある新型コロナウイルスの感染拡大防止があります。 新型コロナウイルスは3月8日現在、国内の感染者数が349名で、このうち日本人の感染者は291名です(クルーズ船の感染者は除く)。 新型コロナウイルスは、くしゃみやせきなどの飛沫感染、ウイルスのついた手や指が粘膜や傷口に触れることで起こる接触感染で広まります。一箇所に人口が集中すると、爆発的に感染する危険性があります。

政府は政府主催に追悼式は2021年で終了する方針を発表

日本政府は2021年で、政府主催の東日本大震災追悼式を終了するとしています。これは1月21日に、政府の方針として菅義偉官房長官が発表しました。 2021年が東日本大震災発生からちょうど10年目となる節目の年であるため、区切りをつける意味で終了することになったようです。 東日本大震災追悼式は2012年から、毎年3月11日に東京都内で開催されてきました。

津波、原発事故の風化が危ぶまれる

日本政府が東日本大震災に区切りをつける一方、被災地では復興はまだ道半ばとの認識が根強くあります。 被災地の一部地域はいまだに避難指示の解除が解けておらず、解除された地域も人口が戻っていません。 こういった実情は被災地以外ではほとんど知られていないため、東日本大震災追悼式が終了することで悲惨な大災害の記憶風化に繋がるのではと危ぶまれています。

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