キスの種類と言われて、一般的に思いつくのは、ノーマルなキス、ディープキスなど、多くて2、3個という人がほとんどでしょう。
ですが、実際はキスにはたくさんの種類があるのです。
そのたくさんあるキスを駆使すれば、マンネリ防止にもなるはずです。
今回はたくさんある中から25のキスの種類をご紹介していきたいと思います。
彼氏とシチュエーションを楽しむ7つのキス
キュンとしてしまうキスには、キスの直前のムードやロマンティックなシチュエーションは必要不可欠です。
唇を重ねるまでの時間をゆっくり進めたり、軽いキスを繰り返したり、濃厚なキスの前の軽いキスによって、気持ちの流れも変わりますよね。
まず、シチュエーションを楽しむためのキスを7つ紹介していきます。
・ライトキス
「ライトキス」は、名前そのままの「ちゅ」という軽いキスのことです。
感謝の意味を込めた頬へのキスや、心配の気持ちを込めた額へのキスなど、唇以外への軽いキスも「ライトキス」と呼びます。
海外の挨拶と言われているキスもこの「ライトキス」になります。
好意や親しみを込めて行われるキスで、デートの帰り際に恥ずかしがりつつも可愛くライトキスをするというのもおすすめです。
・カウンティングキス
「カウンティングキス」は、事前にキスの回数を決めて、その回数分キスをすることを言います。
少し変わった方法なので、温泉や旅行などのちょっといつもとは違ったデートの時に「今日は1日に〇回キスしようね」などと言ってみるのも良いでしょう。
ただ、回数があまり多すぎると1日の中でマンネリを感じてしまったり、ムードが無くなってしまったりしますので、回数には注意が必要ですね。
ドライブデートやお家デートなど2人きりの時間が多く取れるデートで試してみるのもアリです。
奥手な相手に対して、少し強引にでもキスに誘うための口実としても良いかもしれませんね。
・スパイダーマンキス
「スパイダーマンキス」は、文字通り洋画のスパイダーマンで有名になったキスのことですね。
映画の中では、宙吊りになっている主人公に女性がキスをします。ですが、現実でそれを再現はできませんよね。ですので、それに近い形でキスをします。
その方法は彼に膝枕をしてもらい、その状態のままキスをすることです。また、その逆であなたが彼を膝枕している時に彼にキスを落とすというのもアリでしょう。
・エスキモーキス
「エスキモーキス」は、エスキモーと呼ばれるアラスカ方面に住んでいる先住民の方々が行うキスです。このキスは唇ではなく、鼻と鼻をすり合わせるものになります。
アラスカなどの極寒の地域では唇同士のキスは凍ってしまい、唇がくっついてしまうことを避けるため、代わりに鼻同士でキスをして愛情表現を行っているのです。
日本は南北で差はあれど、温帯地域の国ですので、同じ環境・同じ理由で使うことはないでしょう。ですが、焦らしのテクニックとして利用すると有効的かもしれません。
キスの後に彼の鼻にすりとすり寄るのはとても愛らしいのではないでしょうか。
この時、照れつつも満面の笑みで行うのもポイントですね。
・ノーズキス
「ノーズキス」は、先ほどの「エスキモーキス」に似ています。「エスキモーキス」は鼻をすり合わせるキスだったのに対して、この「ノーズキス」はお互いの鼻先をくっつけるキスです。
一般的に鼻キスと呼ばれたりするのも恐らくこのキスなのではないでしょうか。
また、相手の鼻先に唇でキスをすることも「ノーズキス」と呼ばれることがあります。
ウェディング写真でも人気があり、よく見かけるキスですよね。
彼の首に手をまわして「ノーズキス」をするととても雰囲気の良いシチュエーションになることでしょう。
女性から誘いたい時に使うのも、愛らしい誘い方になるので、おすすめです。
・ウェイクアップキス
「ウェイクアップキス」は「おはようのキス」とも言う目覚めのキスのことです。
同棲生活や新婚生活を想像する時に憧れるシチュエーションの一つですよね。
目覚めのタイミングなら、キスする場所は唇だけでなく、頬やまぶた・額など、どこでもOKです。
統計で目覚めのキスをするというカップルは4割以上もいるというデータもあります。交際期間が3年を超えると、このキスをする割合は高まってくるようです。
お泊りデートなどで、翌朝、彼女が目覚めのキスで優しく起こしてくれて、朝食も準備してくれている、というシチュエーションは憧れる男性も多いのではないでしょうか。
・バタフライキス
「バタフライキス」は、まつ毛が彼の顔に当たっている状態でパタパタ瞬きをしてするキスのことを言います。蝶が止まっている感覚を楽しめるキスとも言われています。
ただ、この「バタフライキス」だけをすると不自然な感じになってしまいますから、「ノーズキス」などじゃれるようなキスを一連の流れとして行うのが良いでしょう。
ポイントは、彼の鼻より高い位置にすることです。
ムードを高める7つのキス
これまでの7つのキスでシチュエーションを楽しんだ後は、ムードを高めるようなキスをしたいですよね。
焦らされた彼はきっとキスをしたい気持ちが最高になって、そんな高まった気持ちが伝わるようなキスが出来るでしょう。
甘いムードを高めるための7つのキスを紹介していきます。
・プレッシャーキス
「プレッシャーキス」は、名前は聞きなれないかもしれませんが、一般的にイメージするノーマルなキスのことを言います。
お互いに閉じた唇を重ね合わせるスタンダードなキスですね。
唇をお互い押し付け合う形になるので、彼の唇の感触をしっかり感じることのできる、多くの女性が好むキスでしょう。
シンプルだからこそ、ゆっくりと唇の感触に集中することができるので、優しくムードが高まっていくキスなのです。
・バードキス
「バードキス」は「小鳥キス」とも呼ばれるキスで、小鳥がつつくように唇へ軽いキスを何度も行うキスのことです。
この場合、お互いがしようとするとぶつかってしまうので、どちらかがキスをして、どちらかがキスを受ける方になります。
前述の「プレッシャーキス」からの流れで「バードキス」になることも多いキスでもありますね。
嬉しさを表すときに行われることが多く、彼からされた場合は、それだけあなたと触れ合えることの嬉しさといった愛情表現と取れるでしょう。
・スライドキス
「スライドキス」は、少しテクニックのいるキスで、唇が触れたまま顔をスライドさせて、彼の上唇か下唇をふるっと震わせるキスのことを言います。
震わせると聞くと激しさを感じるかもしれませんが、ゆっくりと唇をスライドさせるので、ぐっとムードが上がるキスの種類なのです。
イメージが湧かず、自信のない人はまず、自分の指を下唇に当てて行ってみましょう。
想像しているよりも心地良い感触のキスなので、おすすめですよ。
・スタンプキス
「スタンプキス」は、相手の下唇にぺたっとスタンプするようなキスのことを言います。
男性がしようとすると女性の唇の方が小さいことがほとんどなのでやりづらいのですが、女性が男性にするなら比較的やりやすいキスです。
彼の唇柔らかさを感じつつ、あなたの唇の柔らかさも彼に伝えるようなキスで、適度な力で唇が弾かれ、お互いに心地良く感じることのできるキスなのです。
また、前述した「スライドキス」や「スタンプキス」は自然と口が開くので、濃厚なキスに発展しやすいのも特徴です。
彼もあなたもお互いに一緒に気持ちが高まっていくのを感じることができるでしょう。
・スウィングキス
「スウィングキス」は、彼の下唇を甘噛みし、左右にゆっくり顔を動かすキスを言います。
女性から男性にするとゆっくりと下唇をもてあそばれているような感覚になり、その気にさせるのには効果的なキスになります。
力を強くしすぎたり左右に引っ張りすぎたりはNGです。適度な力加減を心がけましょう。
「私がリードしたい」という時には、「スウィングキス」でキス上手であることを暗に伝えるという方法もありますね。
・バインドキス
「バインドキス」は、彼の唇を包み込むように口を開き、相手の唇を加えるようにするキスのことを言います。
洋画を見ていて「海外のキスって大胆…」なんて思ったことがある人も多いのではないでしょうか?海外ドラマや映画でよく見られるのが、この「バインドキス」なのです。
「バインド」=「結びつける」という意味です。
彼との結びつきを確かめたい気持ちの高まりから、相手を咥えるように求めてしまうのかもしれません。
男性からの「バインドキス」は食べられてしまうような恐怖を感じる人も多く、あまり好きではないという女性も多いのですが、男性で嫌う人は少ないため、女性から誘ってあげたり、OKサインを出すと良いかもしれません。
・エアクリーニングキス
「エアクリーニングキス」は、彼の口の中の空気を吸うようにするキスを言います。
彼の空気まで吸い込んでしまうほど愛おしく思っている気持ちを表すとも言われているキスです。
お互いに唇が密着しているとむせてしまいますので、少し間に隙間を作って、軽く息を吸うようにしましょう。
慣れてくると「エアクリーニングキス」を使ってキスとキスの合間の息継ぎを行うこともできます。そうすれば、鼻息がかかってしまってムードを壊してしまうなんてことも起きないでしょう。
ドキドキさせる11のキス
ここまで、愛情表現の軽いキスとムードを高めるための14のキスを紹介してきました。
それでは、ここからはよりセクシーな相手をドキドキさせるための、ちょっと上級テクニックなキスを11個、ご紹介していきます。
・ディープキス
「ディープキス」は、一番一般的に知られている濃厚なキスの一つで、お互いの舌を絡ませるキスですね。
舌同士を絡ませるキスの総称としても使われている名称です。
「ディープ」=「濃厚」「深く」といった意味があり、少なからず好意以上の性的意味を持ったキスの種類になります。
彼とのより情熱的なキスにさらに胸がどきどきしてしまうのは当然ですよね。
・フレンチキス
日本では「フレンチキス」=軽いキスとして言われることがほとんどですが、本来は「フレンチキス」=「ディープキス」とされています。
語源についても諸説あります。例えば、昔フランスと敵対していたイギリスが蔑んで呼んだ言葉という説、フランスにおいては心を伝えるキスと言われているという説などがあります。
これだけ見ても、国によって語源も意味も全く異なることがわかりますよね。
ただし、英語圏の方にとっては基本「フレンチキス」と言えば私たちにとっては「ディープキス」と同じですので、彼が外国人の時は注意しましょう。
・カクテルキス
「カクテルキス」は、唇を開いたまま相手の吸ったり甘噛みしたりする濃厚なキスを言います。
「カクテルキス」は舌を絡ませるだけの「ディープキス」に比べ、さらに大胆なキスですよね。
キスの最中、彼があなたの舌を求めるように舌を動かしてきたと感じたら、彼の動きやリズムに合わせるようにしてあげると良いかもしれません。
こんな濃厚なキスなら、男性でも女性でもどきどきしてしまいますよね。
・クロスキス
「クロスキス」は、前述の「カクテルキス」よりも更に濃厚なキスになります。
簡単に言うと唇を離さずに行う「カクテルキス」です。
このキスをされたなら、彼は少しも唇を離したくないほどあなたを求め、愛おしさも興奮も、両方の感情が最高潮に達している時でしょう。
そして、それまでの流れであなたの気持ちもしっかり同じくらいに高まっているはずですので、彼の気持ちを受け止めて、いつも以上に大胆な彼との甘い時間を楽しみましょうね。
・インサートキス
「インサートキス」は、相手の口の中に舌を挿入するキスを言います。
主に「ディープキス」の始まりで使われるキスになりますね。
彼の舌が口の中に入ってきた時は、その舌を優しく包むような形で受け入れましょう。
そして、彼の舌先をなめるような動きで舌を挿入するようにすると良いでしょう。
ゆっくりとした流れで彼のリードに身を任せて、こちらは彼を包み込むような気持ちでキスを返す。これにより自然な流れでキスの感触に集中することができて、大胆だけどしっかり愛情を感じることもできる心地の良いキスにすることができるはずです。
・ニプルキス
「ニプルキス」は、舌で相手の唇をなぞるキスのことを言います。
優しく丁寧な動きで相手の唇のラインをなぞるように舌を動かすことで、相手を誘うとても大胆でセクシーなキスになります。
キス自体もそうですが、このキスを行うことであなた自身にも大胆なイメージがつきやすいキスですので、他のキス以上に勇気も必要になることもあるかと思います。
口元についているクリームを取るためなど、そんなベタなシチュエーションを利用するのも一つの方法かもしれません。
それにこういったシチュエーションは女性に人気があるように、男性にも人気があるので、キスと一緒に2倍喜んでもらえるはずです。
・オブラートキス
「オブラートキス」は、相手に伸ばしてもらった舌を包み込むように吸い込むキスを言います。
イメージとして、「インサートキス」は自分から舌を挿入しますが、「オブラートキス」は相手の舌を食べるようなイメージになります。
ただし、ぱくっと咥えるのではなくソフトクリームをなめながら包み込むときのような感じで行います。
舌は敏感な場所でもありますので、彼に包み込まれれば、安心を感じることもできるキスです。
逆にあなたが彼の舌を包む時は、舌を絡ませたり、舐めたり、リズムや強弱の緩急をつけることでさらにセクシーな印象を与えることができるでしょう。
・スロートキス
「スロートキス」は、相手の舌を吸い上げるキスのことを言います。
この「スロートキス」はお互いの感情が最高潮まで高まった時に行われる、かなり性的な印象のある濃厚なキスと言えるでしょう。
彼にこのキスをされた時は、舌に感じる感覚から一緒に心まで奪われてしまうような気持ちになり、ドキドキが止まらなくなってしまうかもしれませんね。
「スロートキス」は気分を盛り上げるのにぴったりな、かなりセクシーで誘惑的なキスなのです。
・サーチングキス
「サーチングキス」は、舌で相手の口の中をなぞるように動かすキスを言います。
ポイントは探索するように歯茎や歯の裏を優しくなぞることです。
自分で歯茎や上の歯の裏側を下でなぞってみてもちょっとくすぐったいような感覚がありますよね。それがキスになるととても心地良く感じられるのです。
ただし、このキスはかなり上級なテクニックになりますし、実際に使ったことがあるという人も少ないでしょう。それに「サーチングキス」は好きではない女性が多いのも特徴ですので、実践には注意が必要でしょう。
・ピクニックキス
「ピクニックキス」は、口を開き、お互いに舌先だけを触れ合わせるキスを言います。
軽く舐めたり、上下左右に動かしたりするキスになります。
唇を触れ合わせない「バードキス」というとわかりやすいかと思われます。そう聞くと軽いキスのようなイメージになりますが。舌先というのがちょっとセクシーですよね。
・ピーキス
「ピーキス」は、唇を少し開いて舌を触れ合わせてすぐに離すキスを言います。
パッとすぐに離すのではたから見れば「ライトキス」にも見えます。しかし、舌を触れ合わせているので、特別感もあり、大胆さもあるちょっと特別なキスなのです。
人には見られたくないけどちょっと大胆なキスがしたい、そんな時にもぴったりかもしれません。
いろんなキスを彼氏とチャレンジしてみましょう
ここまで25個のキスの種類をご紹介しました。
中には無意識に行っていたキスや、全く知らなかったキスなど、様々なキスがあったのではないでしょうか?
夫婦や恋人同士など、基本的に愛する人へ愛情を伝えるために行われるキス。ですが、その時と場合によって、愛情の形や度合は変わっていくものです。
例えば、彼氏を可愛いと思った彼女が頬にするキスや、結婚式での生涯の誓いのキスなど、その時にどんな気持ちを伝えたいのかによってもキスの仕方やキスの場所は変わるでしょう。
キスは場所によっても20以上の意味があります。キスの種類と合わせてキスの場所の意味も考えてみると、相手の隠れた気持ちに気づくことができたりするかもしれませんね。
今回紹介した多くのキスは、付き合いたてだったり、経験が少なかったりすると、中々実践が難しいものもあるでしょう。
ですが、キスのバリエーションが増えれば、それだけ相手に喜んでもらえたり、ドキドキさせたりできるようになるはずです。
それに、初めにも記述しましたが、付き合いの長いカップルならマンネリの防止にもなります。
彼との距離をさらに近づけるために、そして彼との甘いキスをさらに楽しむために、無理のない範囲で自分のペースで少しずつ様々なキスに挑戦してみましょう。
また、今回紹介したキス以外にも、キスの種類はあります。ですので、今回紹介したキスができるようになったら、他のキスにも挑戦してみるのも良いかもしれませんね。