お付き合いしている彼のキスを下手だなと感じたことのある人もいるかもしれません。
こんな男性と結婚したいなんて思って付き合ってみても、付き合ってみないとキスの上手い下手なんてわかるものではありません。
ですので、付き合った後にキスが下手だと感じてちょっとした悩みを抱えてしまうこともあるでしょう。
恋人同士や夫婦にとってキスは特別で大事なものですよね。
今回は、そんなキスを心地良く行うため、彼の下手なキスを改善するための方法を5つご紹介していきます。
彼のキスが下手な理由とは?
彼のキスを下手と感じたということは、少なからず嫌悪感を覚えたということでしょう。
では、その嫌悪感の原因は一体何なのでしょうか?
それは以下の2つの理由である可能性が高いです。
・遺伝子的な相性が合わない
生物学的に見た場合、キスとは男性にとって遺伝子を残そうという生存本能からくる行動と言えるでしょう。
キスを通してあなたが自分の子孫を残してくれる女性としてふさわしいかどうかを、無意識的に判断しています。
逆に、女性にとっては男性がパートナーとして自分にふさわしいかどうかを、キスを通して判断しようとします。
男性の場合は、これらを唇からの情報と視覚情報から感じようとしますが、女性の場合は五感全てで感じようとします。
ですので、女性はキス自体だけではなく、その前後の雰囲気や表情、言葉などから感じたことも合わせて相性を判断しようとするのです。
彼のキスを下手と感じた場合、遺伝子レベルであなたとは相性が悪い、と無意識的に判断している、やむを得ない理由である可能性があるのです。
・そもそもキスのセンスが無い
パッと見単純に見えるキスにも、勿論上手い下手はあります。
人はそれぞれ違いますから、何事にも得手不得手はあります。それは、キスにおいても同じなのです。
他のことと同じようにキスのセンスがある人も、ない人もいます。
センスのある人は、こうすれば相手も気持ちが良いだろうという風に考えるものです。ですが、センスのない人は自分よがり独りよがりなキスになってしまいがちです。
ただし、その場合なら得意ではないというだけですので、得意になるように改善していくことが可能なのです。
実際にキスを重ねて、彼と一緒に経験を積んでいくことで、改善していくと良いでしょう。
注意点をあげるとするなら、経験が少ないために得意ではない場合は改善の見込みがあります。ですが、自己中心的な人といったそもそも彼の性格の問題であれば、いくらあなたが頑張っても彼自身が改めようと思わなければ、改善は中々難しいものがあるでしょう。
彼のキスを改善させる方法
一般的に、恋愛においてリードするのは男性、と思っている人が多いのではないでしょうか。
また、彼へストレートにキスが下手であると伝えることも簡単にできるものではありません。
男を立てつつ、自分の色に染める。
彼のプライドを傷つけずにリードする、それが、キスを改善させるためのポイントになってきます。
・気持ち良いと感じたキスはしっかり褒める
例えキスが下手だったとしても、キスしている間、気持ち良いと感じる瞬間が全くないなんてことは中々ないでしょう。
キスの最中でも、気持ち良いと思える瞬間があったら、タイミングを見て中断してでも、そのことを褒めてあげることが大切です。
そして、キスを改善させるためには、具体的な表現で褒めると良いでしょう。
今のキスのここがこんな風に良かったといったように、1つのキスで1つのことを具体的に伝えるように心がけましょう。
1つずつ褒めて、あなたがどんなキスが好みなのかを伝えてあげることが効果的です。
・彼のペースに飲まれない
彼の立場を立てるために彼に合わせるように素直に受け入れることも、大切なことではあります。
ですが、あまりにも彼のキスとの相性が悪い場合、それでは彼が自分はキスが下手であることに気づけない上に、逆にキスが上手いと勘違いをさせてしまうことになる可能性があります。
特に、男性にとってはキスは自分と女性、両方の気持ちを高めるために行う行為です。
ですので、あなたが彼に合わせ続けていると、あなたは無理をしているのに、彼はあなたも気持ち良く思っていると勘違いしてしまうかもしれません。
それを防ぐためにも、彼のペースに合わせすぎず、あなたがキスを返すタイミングで、あなたの好むキスを実践して返してあげましょう。
もしも、彼があなたのキスと自分のキスの違いに気づいてくれれば、彼があなたの望むキスを返してくれるようになるかもしれません。
・ドラマや映画のキスシーンで好みを伝える
彼との映画デートやお家デート、こういった機会にキスシーンを見ることもあるでしょう。こんな時に、ドラマや映画を例えにして、キスの好みを伝えるというのも効果的です。
この方法も、どんなキスが好き、憧れる、というように、具体的に伝えることが大切です。
ただし、どの映画の、どの俳優のといった言い方では彼のプライドを傷つけてしまい、彼自身と俳優を比べて嫉妬をしてしまうかもしれません。
ですので、こんな風にするキスはこんな雰囲気に憧れるとか、こんなキスって上手に見えるなどといったように言葉選びや口調を工夫すると良いでしょう。
お家デートや2人きりの個室空間なら「試してみる?」と自分でリードして実践してみるのもアリかもしれませんね。
・「いや」でなく「だめ」の言葉で
「いや」という言葉は拒否を表す言葉です。ですので、こういった言葉は彼を傷つけてしまいますし、最悪、彼の独占欲といった感情を逆なでしてしまい、逆効果です。
逆に「だめ」という言葉は否定を表す言葉ですので、男性の多くは拒否ではなく、注意であると認識します。
もちろん強い口調になってしまっては否定と変わりませんので、柔らかい口調になるように気を付けましょう。
いたずらをした小さい男の子を叱る「しかたないなあ」というような優しい口調で、上目遣いで彼のかおをのぞきこみながら言ってみるのが効果的なはずです。
・自分に主導権を渡してもらう
ここまで4つのキス改善の方法を紹介してきましたが、やはり1番手っ取り早い方法は、あなたが主導権を持ち、キスをリードすることでしょう。
年下の彼氏や、弟気質だったり尻に敷かれたいタイプの彼氏だったりする男性相手なら、提案しやすいかもしれませんね。
ただし、男性側を立てることを忘れないように、プライドを傷つけないように、主導権は奪おうとせず、自然に渡してもらえるように提案することが重要です。
「今日は私からキスしても良い?」など、彼が「いいよ」と返事をしやすいように、お願するような言葉を選んで提案して、主導権を渡してもらえるようにしましょう。
自分のキスの好みや、普段のキスに対する不満などを、可愛く伝えてみても良いかもしれません。
伝える時は、
「こういうキスしてくれたら嬉しいな」
「こんなキスの方が似合うよ」
といったように、お願いのような、提案のような言葉選びで伝えるように気を付けましょう。
彼のキスが下手だからと避けるのはダメ
彼のキスを下手だと思っても、それだけで別れようと思う人は少ないでしょう。
では、彼との関係を継続させて長続きさせたいのであれば、いくら彼のキスを不快に思っても、避けることはしないほうが良いかと思われます。
愛しい大好きな人にキスを避けられる、というのは男性でも女性でも悲しくつらいことで、少なからず傷ついてしまうでしょう。
また、あまりにキスができないと、他の人へ目移りし、浮気に走ってしまう人もいるかもしれません。
今回紹介してきたように、キスの下手さはコミュニケーションで理由を伝えたり、上手なキスや好みのキスを彼に教えてあげることで、改善できる可能性がとても高いのです。
彼はあなたの好きなキスを知らないだけかもしれませんし、いくら好きな人とはいえ他人ですから、伝えてもらえないとわかるものもわかりません。
あなたの好むキスを彼に伝えてあげるだけで、あなたがされて嬉しく感じるキスが出来るようになった彼との距離は、きっとぐっと近づいていることでしょう。そして、そのようにあなたのために自分を変えてくれる彼は、より一層あなたを大切にしてくれるはずです。
彼がよっぽど自己中心的で、頑固な性格ではない限りは、大好きなあなたのためですから、あなたの望むキスが出来るように努力してくれるはずです。
あなたの望むキスで彼との甘い思い出を増やせるように、ぜひ、今回紹介した方法を試してみてくださいね。