26個のキスする場所の意味!そこに隠れる男性心理
恋人同士なら当たり前に認知されている愛情表現で、コミュニケーションの1つである「キス」。
この「キス」にはその場所によってそれぞれ意味があるのです。
その意味には、好意や愛情の強さや、表現方法の違い、相手の隠れた本音や心理、関係性を表すなど、様々なものがあります。
「キス」そのものは愛情表現の一種であり、様々な相手への違った愛情を表現するものですよね。
「海外では頬へのキスやハグは挨拶」なんてことを聞いた人も多いのではないでしょうか。そのように、日本ではあまり見られませんが、海外では家族や友人へ頬や額にキスをする習慣もあります。
また最近は、5月23日のキスの日などに、「キスの意味」を題材としたイラストがSNS等に上げられるなど、カップルだけではなく、イラストレーターさんや絵師さんにもキスする場所の意味が認知されてきているのです。
もしかしたら、彼もその意味を知っていて、あなたに伝えたい思いがあって、あえてその場所にキスをしたなんて事もあるかもしれません。
唇以外の場所にキスされた時、
「ほっぺや手にキスしてきた男性の気持ちが気になる…」
「いろんな場所にキスするのは本気度が高いってことなの?」
など、彼の心理が気になった時の答えに繋がるヒントを見つけるために、今回は26箇所のキスする場所の意味と、隠された男性心理をご紹介していきます!
「髪」へのキスは『思慕』
髪へのキスは思慕を意味すると言われています。
思慕とは、「思い慕うこと、恋しく思うこと」を意味します。
さらに、慕うという言葉には「あとを追う、追い求める」の意味があります。
髪へのキスに隠れる男性心理
女性のさらさらした柔らかい髪や長い髪から香るさりげないシャンプーの香りが好き、といった男性は多いでしょう。香りは記憶と共に残り、彼女を思う心を思い出させるスイッチにもなります。
また、洋画などで父親が娘の髪にキスをするシーンも見かけます。苦労をしながらも大事に育ててきた娘を可愛く思う気持ちが伝わってくるものですよね。
そういった心理は娘でも彼女でも同じであり、女性をより愛し、大切に思う心理があるために、髪へのキスをしてしまうのです。
「額」へのキスは『友情・祝福』
「友情」と言っても、恋人からのキスであればそのままの意味ではなく、いつまでも対等で仲の良いカップルでいられるようにと願う思いによるものと考えられます。
シチュエーションとしては、楽しくじゃれあっている時や頑張ったあなたをお祝いするようなキス、などがイメージされますよね。
額へのキスに隠れる男性心理
先程も記述しましたが、友人のように対等な関係で笑い合い、困った時には力になってあげたい、そんな願いのような男性心理が隠れているのではないでしょうか。
「こめかみ」へのキスは『慰め』
慰めの心は恋人はもちろん、大切に想う人だからこそ抱く思いやりの気持ちですよね。
泣いてしまいそうな彼女を慰めてあげるように、悩んでいる彼女を一緒にいる時くらいは和ませてあげられるようにそんな思いやりから生まれるキスなのです。
こめかみへのキスに隠れる男性心理
このキスには彼女は自分にとって癒しであり、自分も彼女にとっての癒しでありたいと想う男性心理があるのかもしれません。
「まぶた」へのキスは『憧憬』
憧憬(しょうけい、どうけい)とはその相手に憧れ、心を奪われてうっとりと思い浮かべること、を意味する言葉です。
さらに、「憧れ」は尊敬・手が届かない存在という意味から派生して思い焦がれること、も意味します。
瞳に吸い込まれるように恋に落ちるという言葉もありますが、彼の瞳にはあなたしか映っていないことを示すように落とされるのがまぶたへのキスなのかもしれません。
まぶたへのキスに隠れる男性心理
唇へのキスだけでは伝えきれないほどの愛情を表現して、女性を一途に想う男性心理が込められているのでしょう。
「耳」へのキスは『誘惑』
耳が弱いなんてことを聞いたりしますが、耳元で大好きな人から愛の言葉を囁かれたり、吐息を感じて意識してしまったりという女性も少なくないでしょう。
それは、少なからず男性にも伝わっているもので、それにより、男性は女性の耳から誘惑を図り、対する女性は耳から伝えられる甘い言葉に思わず誘われてしまうのです。
耳へのキスに隠れる男性心理
耳へのキスは前からよりも、バックハグをしている時など、後ろからの方がやりやすいキスでもあります。
唇へのキスにすぐに届かない体制だからこそ、まずは愛する人を耳へのキスで誘おうとする男性心理が隠されているのかもしれません。
「鼻」へのキスは『愛玩』
「愛玩」と聞くとペットを可愛がるといったことを想像しがちですが、これはあなたのことをペットのように思っているわけではありません。これは大好きな人を自分のそばに置き、大切に可愛がりたい、愛でたいといった感情を表すのです。
触れてしまうほど顔が近づいた時、お互いの鼻をすりすりと触れ合わせるような、無防備に甘えてくる愛しい人を愛おしく想う、といった愛らしいキスなのです。
ちなみに、お互いに鼻先を擦り合わせるのを「スメルキス」や「ノーズキス」と呼びます。
鼻へのキスに隠れる男性心理
無防備に甘えてくる愛しい女性の姿は、男性の守ってあげたいという保護本能をくすぐるものです。
鼻へのキスは、そういった、愛しい相手を守りたいという心理が隠れているのです。
「頬」へのキスは『親愛・厚情』
「親愛」とは、親しみを感じて愛すること。「厚情」とは、心の奥からの深い思いやりの気持ち。
そんな親しみと思いやりを表す頬へのキスは、女性から男性へのキスでも好まれることが多いです。大好きな人からの親しく愛する気持ちが伝わる頬へのキス。
何かしてくれた時のお礼のキス。
デートの別れ際の感謝のキス。
そんな行動で愛しい人を想う気持ちを表現してあげれば、きっと喜ばれることでしょう!
また、少し物足りなさのあるキスに、また会いたい、という男心をくすぐってしまうこともあるかもしれません!
頬へのキスに隠れる男性心理
あなたを愛する気持ちや親しみだけでなく、相手の気持ちへの配慮も込められた「本気度」が隠れているキスなのでしょう。
「顎」へのキスは『恥じらい』
ロマンチックなムードが高まり、やっとファーストキス!と待っていたのに、期待外れなキスをされてしまったなんて経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それはあなたにドキドキして緊張してしまった彼の可愛いミス…次回に期待して許してあげてくださいね。
顎へのキスに隠れる男性心理
本当は唇にキスしたいけど恥ずかしい。そんな不器用で奥手な男性心理が隠れているのでしょう。
「唇」へのキスは『愛情』
キスと言えば、唇へのキスを想像する人がほとんどでしょう。
私たち人間がなぜ唇にキスをするのかについては、様々に研究がされています。ウイルスを交換して免疫をつけるためだったり、愛情や絆を深める求愛行動だったり、唾液中の男性ホルモンによって生殖行動のきっかけだったりと様々な結果も発表されています。
その中にキスによってわかる男性の本気度を示す研究があり、キスは潜在的にパートナーを評価・持続的人間関係を得るための方法になっているとされています。
長期的な関係を築いている人程、快楽等とは関係なくキス自体に重要性を持つとされています。
唇へのキスに隠れる男性心理
このキスには隠すまでもなく、愛情を表現しますが、その頻度やタイミングには男性の本気度が隠れているのでしょう。
「喉・鎖骨」へのキスは『欲求』
欲求とは強く何かを求める心のことであり、男性の中で足りなくなってしまった何かを女性に求めるのが喉や鎖骨へのキスなのかもしれません。
性衝動・寂しい気持ち・自信やプライドからくる独占欲など、求めるものは様々です。
唇へのキスから始まり、喉、鎖骨へと移り行くキス…そのシチュエーションを想像しただけで、胸が高鳴り、ドキドキしてしまいそうですよね?
また、胸元に視線が行きがちな男性に対して、少し胸元が空いている服装で鎖骨の見えるデコルテゾーンをアピールして、デート中に彼を魅了してしまいましょう!
喉・鎖骨へのキスに隠れる男性心理
前述の他に、喉へのキスでキスマークを連想される人もいるでしょう。そんな喉や鎖骨へのキスには、大切なあなたを離したくないといった独占欲や嫉妬の心も隠れているのかもしれません。
「首」へのキスは『執着』
「執着」とは一つのものに惹かれ、それに依存し離れられなくなることです。
長い間会えなかった大好きな人と久々に会って、2人の愛が高まった時、首へのキスが増えたなんて経験がある人もいるのではないでしょうか?
上記の喉と同じようにキスマークが残されることも多い首へのキス。自分だけの特別で大切な女性である、という証明・マーキングの意味を持つキスマークは、まさに「執着」を表しているのでしょう。
首へのキスに隠れる男性心理
1人のその人にとって特別な女性だけに惹かれて、離れることも忘れることもできないほどの強い執着からくる、本気度が隠れているのかもしれません。
「胸」へのキスは『所有』
「所有」ですが、心理学では「所有効果」「保有効果」と呼びます。自分の所有物が他人のものより価値を高く感じて、手放そうとしないという心です。
ただし、あなたのことを「物」として扱っているのではなく、「自分だけの特別な女性」という強い愛着心による行動なのです。
胸へのキスに隠れる男性心理
胸というのは男女で明確な違いのある場所なだけに、大切な恋人を手放したくないという所有心理をさらに強めてしまうのかもしれません。
「腕」へのキスは『恋慕』
髪へのキスの時に記述した「思慕」と同じように「恋慕」も恋慕うことを意味します。しかし、恋慕の方がさらに強い「恋愛感情」を含んだ言葉になります。
腕へのキスに隠れる男性心理
二の腕と言えば男性が好きな女性のパーツとしてもよく聞くものですが、その腕へのキスはあなたを強く恋慕う気持ちが隠れているのです。
「手の甲」へのキスは『敬愛』
手の甲へのキスというと、お伽話の王子様がお姫様の手を取ってその甲にキスを落としたり、お姫様を守る騎士が忠誠の証として手の甲にキスを落としたり、といったシーンを連想する方も多いでしょう。
「敬愛」とは尊敬と親しみの両方の気持ちを表します。
手の甲へのキスに隠れる男性心理
ロマンチックなプロポーズの場面でも見られる手の甲へのキス。単なる好意である「恋」だけでなく、尊敬と親しみという「愛」が隠れているのです。
「掌」へのキスは『懇願』
「懇願」とは誠意を持って心から願うという意味があります。ですから手の甲へのキスの「敬愛」と比べ、掌へのキスは自分だけの女性になって欲しいと心からの願いが込められているのでしょう。
決して裏切らない自分のために尽くしてくれるパートナーは誰にとっても魅力的なものですよね。
掌へのキスに隠れる男性心理
手の甲にキスされ、続けて掌にもキスをされれば、敬愛に合わせて、自分だけの女性になって愛して欲しいと願う、男性の強い本気度を表すのでしょう。
「手首」へのキスは『欲望』
手首にキス、というとあまり想像しづらいかもしれません。ですが、喉・首・手首など、血管が見えるような場所は生を感じやすく、欲求や執着といった強い感情を表すものが多いようです。中でも、手首へのキスは欲求ともよく似た「欲望」を意味します。
「欲望」は、不足したものを満たしたいと思う心です。ですが、男性が女性に求める欲望にも、良いものから悪いものまで、様々な種類があるのです。
手首へのキスに隠れる男性心理
「女性」を求める性的な欲求・相手を手放したくない独占欲・自分以外に振り向いて欲しくない嫉妬など…隠れた心理は様々ですが、だからこそ、女性側は自分が何を求められているのか、考えさせられるものでもあるのでしょう。
「指先」へのキスは『賞賛』
指先へのキス、と言うと、手首と同じで想像しづらいものです。
ですが、ゴールを決めたサッカー選手が指先や指輪にキスをするといったシーンを見かけます。
指先へのキスに隠れる男性心理
このキスには、自分への賞賛を始め、信仰するものや、大切な家族や恋人へ捧げる賞賛が込められているのです。
「お腹」へのキスは『回帰』
「回帰」とは一周し、元の状態に戻ることを意味します。
全ての人は、母親のお腹から生まれるわけですから、日々の疲れやストレスに悩み癒しを求める男性が、優しく包み込んでくれるような女性の母性に惹かれるといった原点回帰を表すのでしょう。
お腹へのキスに隠れる男性心理
母性に惹かれるといっても、子供扱いして欲しいのではありません。きっと温かく話を聞いて優しく包み込んでほしいとの思いがあるのでしょう。
「背中・肩」へのキスは『確認』
男性は恋愛のコミュニケーションで女性の反応をよく確認する傾向があります。また、彼女への愛と自分への愛を確かめる確認のキスというものもあります。
さらに、あなたの行動から不安になったことで、それを確認しようとするキスもあるかもしれません。
背中・肩へのキスに隠れる男性心理
腕や髪から、肩・背中へと移るキスは、恋慕という相手を恋慕う心から、相手も自分と同等の好意を持っているのかを確認したいという心の移り変わりを表しているのでしょう。
「腰」へのキスは『束縛』
胸へのキスの「所有」以上に強くあなたを想う「束縛」を意味する腰へのキス。
束縛や嫉妬は時に恋愛のスパイスにもなってくれます。ただ、その心が強すぎたり、自分よがりになってしまうと、その相手の負担に繋がってしまいます。
腰へのキスに隠れる男性心理
胸へのキス以上に本気度の高い想いのこもったキスですが、悪い方向へ進んでしまう強すぎる束縛の心が潜んでいる可能性もあるので、注意が必要でもあるかもしれませんね。
「お尻」へのキスは『愛おしい』
「愛おしい」とは、その人にとってたまらなく可愛いものを、大事にこの上なく可愛がりたいと思う心です。
お尻と聞くとセクシャルな魅力の話題を聞きがちですが、子猫や子犬などの小動物のお尻に愛らしさを感じるなどといったこともありますよね。
お尻へのキスに隠れる男性心理
このキスは決してセクシャルな意味だけではなく、可愛すぎるあなたを愛でたい、といった心も隠れているのです。
「太腿」へのキスは『支配』
上下関係があるお付き合いだとしても上手く噛み合っていれば問題はありません。ですが、強まった独占欲が支配欲に変化するようであれば注意が必要かもしれません。
そんな「支配」を意味する太腿へのキスにも、全てが「支配欲」に繋がるわけではありませんが、少しだけ注意が必要なのかもしれませんね。
太腿へのキスに隠れる男性心理
このキスには、常に優勢な立場に立ち、マウントを取りたい、といった高いプライドが隠れているのかもしれません。
「脛」へのキスは『服従』
男性は競合性やプライドを意識する傾向にある生き物です。
ですが、「惚れた者の弱み」なんて言葉もあるように、愛する恋人相手になるとどうしても自分が折れてしまう、なんてこともあります。
脛へのキスに隠れる男性心理
この「服従」は上下関係だけではなく、愛しい人には敵わない、と自分にとって特別な存在である相手だからこそ下手になってしまう心があるのでしょう。
「足の甲」へのキスは『隷属』
「隷属」といった文字から「奴隷」なんて言葉を想像してしまう人もいるでしょう。ですが、もちろん奴隷の意味ではなく、強い信頼を表すものと考えて良いでしょう。
足の甲へのキスに隠れる男性心理
信頼の心がさらに深まり、その相手に強く心を奪われ、夢中になっている心が隠れているのかもしれません。
「足の裏」へのキスは『忠誠』
地面に接する足の裏にキスをするという発想は、一般的には中々無いものです。ですから、それだけ尽くす心があるという、結婚などの人生のパートナーを考える時にポイントになってくるキスでもあります。
足の裏へのキスに隠れる男性心理
足の辺りへのキスは、前述の服従や隷属など、忠誠心を表すものが多いですが、中でも相手の全てを受け入れようという心が込められたキスが、足の裏へのキスなのかもしれませんね。
「爪先」へのキスは『崇拝』
「崇拝」と聞くとやはり思い出されるのは宗教的なものでしょう。しかし、何もあなたのことを神様だと思っているわけではありません。
ただ、爪先という体の中でも一番下に位置する場所へのキスですから、物理的にも心理的にも男性が女性より下であることの現れでもあります。
爪先へのキスに隠れる男性心理
「崇拝」とも取れるほどにあなたのことを心から尊敬する、そんな最上級の敬いの心が込められたキスなのでしょう。
以上が26個のキスする場所の意味になります。
26箇所それぞれで様々な意味があり、一つ一つでも複数の心理が隠れていましたよね。
それと同じように、人も皆それぞれ違い、思うことも違います。ですから、今回紹介したものを参考にしつつも、これだけに囚われないようにすることも大切です。
ただ、彼は今どんな気持ちなのだろう、と迷ってしまった時、あなたの大好きな人の心を読み解くきっかけにしてみてくださいね。
また、キスは恋人同士のコミュニケーションの一つですが、男性がキスしたいと思う心理には、愛情表現の他に、性的欲求を満たそうとしている場合もあります。
そうした点も含め、今回キスの意味とともに少しだけ触れた、男性の本気度について考える時の参考にしてみるのも良いかもしれませんね。
さらに、最近マンネリ気味…といったカップルの皆さんは、今回紹介したキスの意味も踏まえつつ、いつもとは違った場所に、大好きな相手への想いを込めてキスをしてみるのも良いですね。
そして、今回は男性に焦点を当てて紹介してきましたが、キスの場所の意味や心理は女性にも当てはまるところがあります。
直接言葉で伝えるのが苦手な人は、大好きな人に想いのこもったキスで、大切な想いを、大切な人に伝えてみてはどうでしょうか。